皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、最近は合気道と意識についてスポットライトを当てていますが、その続きをまた書いて行きたいと思います。
技を効かせる意識がないのはもったいない
合気道は形稽古を行いますので、最低限逃れられないこととして、相手にこれからすることが分かっているという限定的な条件から技を掛けることができる必要があるということです。
それでも、合気道では取りの役割りを担当する人は技を掛ける必要があります。
ところが、相手が自分に逆らうと、技がかからないので、技をスムーズに進行するため、技を受ける役目の人がつい自ら飛んで受け身を取ったりとしてしまいます。
それが普通になると、いつの間にか、相手が飛んで当たり前という意識になります。
それでは、せっかく武道をしていながら、非常にもったいないと思います。
技がかからない理由をやはり追及していくという姿勢が大切です。
効かない人の共通点は目
技が効かないのは自分の責任であり、受けの責任ではありません。
その最大の理由を結論から先に言いますと、合気道の技で上手くいかない人に共通する点は目にあるということです。
例えば、片手取りという技の場合、相手に手首を取られると、上手くできない人は、概ね相手に持たれたところを見ます。
人間は一度何かにフォーカスを当てると、よりはっきりと見てしまおうと無意識に目を凝らしてしまいます。
すると、視野が狭くなり相手の体勢などがどうなっているかを観察できなくなります。
合気道の技のもっとも大切なポイントは相手のバランスを奪うという点にあります。
一点に意識をもっていると、相手の体がどうなっているかなど観察することはできませんので、相手をどう崩すかという意識をもつことができなくなります。
すると、力づくで腕を捻じ曲げてでも相手を倒すという動きに自然となってしまいます。
これでは、相手が倒れないのは無理もありません。
技を行っているときは、必ず相手の体全体を観察しておく必要があります。そのためには、一点にフォーカスを集中していてはだめなのです。
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