【護身術の基本】7 肘打ち

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

今回は護身術の基本の中の攻撃方法の中の「肘打ち」についての説明をします。

人体のなかで膝と肘はかなり硬い部分ですので、強打を行っても骨折するような恐れはあまりありません。

ただ、肘や膝を使うには、かなり接近した状態でないと効果がないので、距離がある場合は掌底打ちの方が都合がいいです。

ただ、抱き着かれたりした場合、肘打ちが効果的なことがありますので、肘打ちの稽古もしておくに越したことはありません。

【肘打ち】
肘打ちで使う部位は基本的に下図のように、Ⓐ肘の全面、Ⓑ肘の頂点、©肘の後面です。

使う部位によって体の使い方が異なります。肘の使用する部位による体の使い方は下図の通りです。

Ⓐ肘の前面は、正面にいる敵に対して腰を回して肘の全面を相手の顔の側面にぶち当てます。
Ⓑ肘の頂点は、反対の手でサポートしながら横にいる敵の肋骨を目掛けて打ち込みます。
©肘の後面は、振り向きざまに敵の顔面にぶち当てます(下図参照)

肘打ちはかなり効果の高い攻撃方法ですので、是非稽古していつでも出せるようになっておくことお勧めします。

肘の前面と後面で打つ場合の注意事項としては、腰の回転を十分に使うという点です。

ただ、肘打ちはかなり間合いが近いので、相手が刃物を持っていたりする場合はとどめの一撃をする以外、とても危険ですので、私用しない方が無難です。

刃物など暴漢が武器を持っているときは、物を顔目掛けて投げて、相手との距離を取るということを覚えておいてください。

次回は、靴のエッジを使って攻撃することについて述べたいと思います。

 

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