【護身術の基本】6一本拳

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、今回は、暴漢に対する攻撃法の第二弾、一本拳について述べたいと思います。

 


一本拳

 

 

一本拳とは、人差し指または中指のどちらかの第二関節を拳から突き出して打撃などを行う握り方です。クレヨンしんちゃんのみさえさんがグリグリ攻撃でつかっているやつですね。

一本拳は、合気道では実戦において、当て身(合気道では打撃のことを当て身といいます)を脇腹に入れるときに使います。要するに相手のあばら骨を折る訳です。

一本拳は強打で行うにはかなり鍛えておく必要があります。しかし、軽く相手を第二関節で押すだけでも場所によったら非常に強い痛みを与えることができるます。

また、当てる場所にもよりますが、15センチぐらい距離があれば、素早くパンチをすることで、かなりの衝撃を相手に与えることができます。

試しに、自分の手の甲に軽く指の第二関節が当たるようパンチをしてみましょう。かなり痛いはずです。

この一本拳の用途はかなり多いです。打撃に使うだけでなく、強く押し付けることでかなりのダメージを相手に与えることもできます。

相手が正面から身体に触れに来た場合は、胸骨や肋骨に強く押し付けると相手は痛みのため、手を緩めるでしょう。

また、馬乗りになってきた場合も、胸骨に思い切り押し付けてやり、相手が痛がった時点で、相手を押し倒せば、馬乗りからの脱出もできます。

また、効果的な位置を図でしめしておきます。下図の印が急所となっています。特に、胸骨の2か所の印は一本拳を押し付けるとかなり効きます。

また、胸だけでなく、手の甲に押し付けてもかなり痛みが出ます。

恐喝で胸ぐらをつかまれたとき、後ろから首を絞められたときなど、一本拳を手の甲に強く押し付けるだけでかなりの効果がでますので、十分に使えるようにしておきましょう。

痴漢が女性のお尻や胸を触りにきたとき、一本拳の第二関節で相手の手の甲に強く当ててやるだけで非常に効果ができます。

痴漢は何か固いもので攻撃されたと感じ、二度と手を出してこないでしょう。

次回は肘打ちについて書きたいと思います。

 

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