【合気道の身体とは!?】

皆さん! こんにちは!
お元気ですか? 僕は相変わらずめちゃくちゃ元気です!

よく、「合気道をすれば誰でも力を使わずに相手を制することができる」ということをいわれます。ところが、筋肉たくましい男性に本気で腕などつかまれると、合気道の技の無力さに衝撃を受けると思います。要するに誰でもというのは無理があるということです。

といっても合気道の技自体がだめかというと、そうではありません。腕力にたよらない合気道を実現するには条件が必要です。その条件とは「合気道の身体」をさします。

合気道の身体ができると、自分よりも腕力の上回る相手につかまれても、大丈夫です。実をいうと合気道の身体以外に、腕力の上回る相手に対する別系統の秘伝も存在しますが、基本的には合気道の身体を作る必要があります。

そして合気道の身体ができているかどうかを調べる方法もあります。それは体の転換という方法です。合気会系の合気道をしている人には馴染みがあると思いますが、知らない人のために、ちょっと説明します。

右半身で構えたところから説明します。体の転換とは、相手が左手で自分の右手を取らえたとき、相手の左手の外側に回り込むことで相手を誘導する稽古のことです。以下の写真が合気道開祖が行っているところです。

これで、相手がしっかりと逆らってもスムーズに誘導できれば、合気道の身体ができているということになります。

では、合気道の身体を作るのはどれぐらいかかるのかというと、実は合気道の身体の作り方を知っている人が誘導すれば、すぐにできます。

ではどうしてそういうことができるかというと、「身体の構造上、こうすれば体が強くなるポイント」を知っているからです。

合気道の身体というのは、単に「身体構造上、こういうときこうすれば一番強くなるという骨の位置を取れる」身体を言います。ですから、身体を徹底的に鍛え込んだ特別なスポーツ選手のような強靭な身体ということではありません。

ただ、その身体は、「感覚的に、このポイントにすると気が流れる」と感じる身体です。それを目指して合気道は稽古をしないといけません。そうすれば、誰でも、腕力の上回る相手に逆らえるようになります。

気なんてわからないという人もいると思います。でも大丈夫です。現実に気というものがあろうがなかろうが、飽くまでも気が流れるかどうかではなく、気が流れると感じる身体というかポイントです。それが分かるのが合気道の身体です。

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