皆さん、こんにちは!
お元気ですか? 今日も僕はメチャクチャ元気です。
さて、今日は暴漢が武器を持って襲ってきたらということについて話したいと思います。そんなときは、ズバリ「相手の目と武器を見るな!」です。
実は、先日、地方自治体から依頼を受けて補助金などの給付が適切かどうか調査する調査員の仕事をされている60歳の女性からの依頼で、護身術の指導の依頼を受けました。
この仕事は直接該当者と面談をする仕事なので、暴力を受ける恐れがあって非常に危険だそうです。そのため地方自治体は外部に外注するそうです。
それで、1カ月ほど前に当会の稽古に体験で参加され、そのとき教えた、体の捌き方がすぐに役立ったということで、今回から指導することになりました。
というのは、相手が交渉が思い通りいかないことに、逆上してハサミを持って刺そうとしたそうです。そのとき、当会での稽古したことが咄嗟にでて、捌くことができたそうです。傍にいた別の調査員が、あまりにも鮮やかに驚いていたとのことです。
その稽古というのは、バットで思い切り叩いてくるのを避けるという稽古です。バットといっても、百均の柔らかいバットなので、新聞紙で作ったハリセンで叩かれたほども痛くありません。でも叩かれると悔しいから皆さん必死になります。
もしその動作を学んでなかったら、刺されていただろうということでした。本当に役に立ってよかったと思いました。こういう話しを聞くと護身術教室をしていて本当によかったと感じます。
ところで、護身術では、相手が武器で攻撃してくる場合、まず大切なのが自分の情報を相手に流さない事です。そのため、相手の目や相手の武器を見ない。これが非常に大切です。
とはいっても、視界には入れておく必要があります。そのため、自分の視線の中心に相手の顔や相手の武器を置かず、相手の体全体を平等に見ると、できれば視界に入ってくるすべてを見れるとなお良いです。
視線を合わさないと相手は、こちらが次に何をするかという判断つきません。そうすると、相手は単調な攻撃を仕掛けてきます。単なる心理の駆け引きですが護身術ではこういった技術も大切です。
この様に、ちょっと護身の技術を知っているだけで、万が一の場合に役立つのです。「今まで、そんな危険なことにあったことがないから、きっと一生そんな目に遭うことはない」というのが多くの人の考えだと思います。
しかし、日本にいて、そういう危険な目に遭うことのない人はかなり少ないのかもしれません。でも、僕は、合気道で健康になる前はとても痩せていて見た目から弱そうだったので、知らない人から恐喝されることがよくありました。
世の中ちょっと視点を変えたり、立場が変わると、あなたの傍にもそういうことが転がっているのです。
転ばぬ先の杖。護身術はこれからも本当に大切だと僕は考えています。
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