皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
今回は、戦後の洗脳教育やNLPから離れて、日本的な学び方について述べたいと思います。
というのは、武道を学ぶ上で、この日本式の学びに関して知識がないと、上達できないからです。
私たち日本人は、身体を動かすことに関して学ぶ場合、特に理論より実践が大切と考え勝ちに思えます。
これはマッカーサーが原因ではなく、古くからの日本の学び方が原因です。
しかも、この日本の学びでの上達には隠された秘密があります。そこを押さえておかないと、習得するのが難しと思います。
日本的な学びの問題点
日本的なな学びの大きな問題点は、指導者の運動技能と学ぶ側の素質に依存するという点です。
以前スポーツコーディネータの手塚一志さんの著作物を読んだことがあります。
その中で、監督や指導者は、「彼ほど我々の言うことに従って練習する選手も、彼ほど努力する選手も、どちらも今まで遭ったことがない」と口をそろえていうほど、真面目で、熱心な選手であったようですが、それほど努力したわりには、試合では十分活躍ができなかったそうです。
それは、指導者の言うことを鵜呑みにして、その通りしていたのが原因で、試合で活躍していた選手は、監督やコーチがいくら注意しても、直さず、自分のやりやすいようにしていたと述懐されています。
この話を読んで、指導者は自分の運動技能以上のことは指導できず、逆に足を引っ張ることになり、またそういったことを超えようと思うとかなりの才能が無ければできないということです。
ということは、一流を目指すなら、一流に教わらないといけないということです。
素質がある人は二流の指導者はことができ越えれても、一流になれません。何故なら、一流の技を知らないからです。
秘伝は日本的な学びにある補完
一流につけば、日本的学びでも大丈夫かと言えばそうではないと思います。
僕は、合気道を日本的な学び方で学びました。
しかし、僕は才能が全くなかったので、全く上達することはありませんでした。
ところが、僕は非常に運が良かったのです。僕の師匠である井口師範の運転手をしていたので、黒帯になった時点から、秘伝を受けるという幸運に恵まれ、才能のない僕でも人並みに技が使えるようになることができました。
この秘伝がもしなかったなら、合気道20年以上やっても、中学生の男子にすら技をかけることができなかったと断言できます。
このように、合気道においても、技の勘所は、秘伝として伝えらえれ、そこにノウハウがあるということです。
このように、秘伝という個人指導による補完が、日本の学びに必要なのです。
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