皆さん、お元気ですか? 僕は相変わらずメチャクチャ元気です。
さて、最近はこのブログではNLP心理学と合気道を対応させて話を書いていますが、今回もその続きです。
NLPの「言葉」と合気道の「意図」
さて、NLP心理学では、僕たちは常に経験を五感から獲得した感覚を通じて言葉(言語、非言語がある)によって、パターン化して記憶にとどめて、それを使って反応しているとしています。
合気道では、NLPでよぶ言語というのを意図といいます。
合気道では、人が行動するには必ず意図、目的があるとします。
例えば、正面打ちという打撃なら、相手の眉間を手刀で殴りつける、要は眉間をかち割るという目的というか意図があるわけです。
このように考えると、私たちが合気道の技の稽古で、技を覚えるのは、ある意図にしたがって、どう体を反応させるかをパターン化して覚えるという作業をやっていると言えます。
このように人というのは、ある入力(意図)に対してパターン化した反応を起こすブラックボックスのようなものと捉えることができます。
共通パターンをコントロール
人間の身体で実現できるパターンというのは、日常行う動作からも分かるように限りがあり、しかも人の動作には共通のパターンが存在します。
例えば、自分のサイフが床に落ちたとします。すると、普通の人はすかさず手を伸ばして腰を曲げてそれを拾いあげるでしょう。それが普通の動作です。
ところが、それを突然、空中回転しながら、回った瞬間に拾うことを日ごろからしているとしたら、 たぶんそんな人は決していませんが、 僕たちはその人を異常な人と捉えるでしょう。
というのは、人は最小限度のエネルギーで動作をするようにできているからです。
そのゆえ、人類は体の構造がほとんど同じため、一つの目的を果たす動作は、必ず人類共通のパターンとなってしまいます。
合気道には、この点に注目し、このパターンを理解して、それを利用することで、相手を制する技術を行うわけです。
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