皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。さて、今回は、核の気の使い方について説明します。
核の気とは?!
核の気というのは、体の内部を満たしている内部の気をいいます。
核の気という名称は、僕が個人的に勝手に名付けたものです。合気道では、気は気であり、あらゆるものを気一つで説明がされます。
ところが、気という言葉ひとつで合気道の技術の説明を受けると、気の見えない、感じない人には、非常に矛盾した現象を起こす厄介な代物にしか感じません。
そして、気がわかる人より、気がわからないという人の方が大半を占めているのも事実じゃないでしょうか。
また、例え気が見えると主張する人でも、武道で使う気になるとからっきしという人も今までたくさん見てきました。
ですから、本当に気がわかる人はかなり少数で、全く気がわからない人が大半といえます。
しかし、気を種類別にわけ、その性質を理解すると、僕のように気が見えない人でも、気を使うことができるようになります。
そういった意味で核の気とは、身体内部全体を浸している重い気と理解していただくとよいと思います。
核の気の使い方
核の気を使うときはイメージが非常に大切です。
それは、体の内部が、鉛のような重い液体で満たされているというイメージを持つことです。
そして、核の気を使用するとき、その重い液体が移動するのを想像します。
例えば、当身でパンチを出すとき、腕の内部をその重い液体が移動して、拳まで達するのをイメージします。
このときのポイントはいかに力が抜けているかという脱力感が大切です。
さらに、打撃が相手に当たった瞬間は、矢のようになって相手の身体内部に突き刺さるというイメージを持つことです。
このときの感覚は、自分の腕が体を通して、大地とつながった感触を感じます。
こういったイメージを持つと、軽く出したつもりの当身が非常に重い当身に変化します。
これが気の不思議なところです。
こういった感覚がわかると接触している状態でも、かなりの衝撃力を持った当身ができるようになります。
まさに、私の師匠である井口師範がおっしゃった「気はイメージで動く」ということばがぴったりです。
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