【一流はやっている周辺視野視】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、前回は気を感じるということでの周辺視野視をご紹介しました。

それぐらい知っていると前回の文を読んで、思った人もいるのではないでしょうか?

ところが、多くのスポーツでは、周辺視野視というのは自然に身に付けるものととらえているようで、才能による差がかなりあるようです。

しかし、合気道では周辺視野視を稽古で習得します。


サッカーでも周辺視野視は大切

 

 

たまたま、昨日、少年サッカーの指導者と話をしましたところ、目の見方の話がでました。

才能のある子どもは、子どものころに既に周辺視野で見ることに気づくそうです。

それに気づいた子供は、他の子どもよりサッカーがドンドンと上手くなっていくという話をしていました。

そこで、そういった見方を指導しようと、子どもたちに全体を見て一点に集中しないようとどれだけ丁寧に指導しても、できない子はいつまでもできないそうです。

これはサッカーだけじゃなく、スポーツ全般でもいえることじゃないでしょうか?

 


周辺視野視ができてプロ格闘家になれる

 

 

周辺視野視に関して、元プロ格闘家の会員と話しをしたところ、プロなら皆、周辺視野視でやっているということでした。

この会員によれば、相手の胸あたりを中心に相手全体を視野にいれ戦わないと、判断がつかないということです。

ところが、総合格闘技が上達する上で、そういった見方は個人が自然と身に付けるのが普通だということです。

そのため、合気道の心法のような秘伝というシステム的なものではなく、個人が気づいた周辺視野視の使い方になるということでした。

そこで、気づきの多い選手は、当会で指導する時間を止める秘伝を使った打撃技や掌で相手の気を受け誘導する技術のような技術を使ったりしているが、その選手以外は使えないのが現状のようです。

 


合気道と他のスポーツとの違い

 

このように他のスポーツや格闘技では周辺視野視は自分で身に付けるしかないようです。

一方、合気道の秘伝では、心法ということで、周辺視野視のことがかなり解明されていて、さらにそれを利用する方法があります。

ですから、秘伝を受ければ、時間を止める秘伝も掌で相手を誘導する秘伝も、さらには、離れた相手に気を当てるという遠当ての秘伝も、この周辺視野視の扱う範囲であるということがよくわかります。

また、周辺視野視の問題点とその解決方法なども秘伝にはあります。

こういった点において、僕のような才能のない人間には、井口師範から学んだ合気道の秘伝は本当にありがたいと感じております。

ただ、井口師範からはすべて「気」ということでご指導いただいたので、才能のない僕は習得にはかなりの年月を費やしました。

井口師範が示のテレパシー的な神秘的な部分に関しては未だに僕には全く理解のできない部分もあります。

合気道の技をすべて科学的にとらえることができるとは考えていませんが、僕が分かる部分は、殆ど科学的にとらえらえることができます。

そして、科学的にとらえる必要性は僕は強く感じています。

何故なら、科学的にとらえるというのは、客観的に説明でき、習得には差があったとしても誰にでも再現性があるということだからです。

 

 

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