皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
合気道では、自分の中心軸を意識することが非常に大切です。
しかし、ただ軸を意識しているだけではだめです。
ただ立っているときは、体の正中心を通って軸が形成されていますが、合気道では、技をかける際に常に直立に立っている状態というのは、非常に不自由です。
そうした変化したとき軸をどう考えるかというのも大切です。
そこで今日は軸について考えていきましょう。
軸を安定させるとは?
合気道でも、柔道でも、投げ技の共通するポイントというと、相手の軸を崩すことじゃないでしょうか?
そこで、相手の軸を崩すというのはどういう現象かということをはっきりしておく必要があります。
合気道も柔道も、投げを行うには、相手の足元から、要するに足底をもとに体を揺さぶって、中心軸を斜めに倒す必要があります。
一方、常に自分の軸を常に鉛直方向に保っている相手だと投げを行うものは非常に困難になります。
そこで、合気道の場合は、引かれれば前に進みます。
また、片手で押されれば、相手の接点の近くを円の中心にしてまわり込み、両手で押されれば、片手の接点の近くを円の中心にして回り込みます。
この円の中心が非常に大切です。何故なら、後ろに下がると、自分の気がでなくなるからです。
気が出なくなると、相手に気圧されて技が出せなくなります。気で負けてしまうわけです。
軸を意識すると
軸を意識すると、ただ倒れ難くなるだけでなく、上方向からくる相手の力を自分の軸を使って地面に流すこともできるようになります。
これが上手くできると、上から乗っかるように抑えられていても、手を挙げていくことができます。
何故なら、相手が抑え込んだ時点が一番体重がのる状態で、安定して力の入る状態を作っていますが、少し支点がずれるだけで、バランスを無くし、ただ相手に支えられている状態になるからです。
ですから、最低限の力は必要です。相手の体重と同じぐらいの人形が倒れているとして、その人形を立てるぐらいの力、要するに、相手の体重の半分を支える筋力は必要ということです。
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