皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、以前ある警察官に護身について相談したとき、日本ではどんなに相手が悪くてもケガをさせると大概の場合、罪に問われると言っていました。
ですから、相手の攻撃は避けたいし、できるだけ戦闘は避けたいところです。
適切な構え方は?ということで記事を書きました。
理不尽な日本の法律?!
相手が先に攻撃をしてきても、ファイティングポーズをとったという事実だけで、相手がけがをすると、日本では過剰防衛になる恐れが非常に大きいそうです。
極端な場合、次のようなようなケースがありえると警察官が言っていました。
【理不尽なケース】
こちらがファイティングポーズをとっているところに、相手が攻撃を加えてきました。
それをあなたは手で受けながら横に捌いたところ、たまたま後ろの壁に勢い余って相手が衝突して大ケガをしてしいました。
普通は、相手が勝手に壁に衝突したのだから、相手が悪いと思います。
しかし、攻撃を手で受けた後に相手がけがをしてるため、相手を押したと判断され、逮捕される恐れがあるそうです。
☆ ☆ ☆
明らかにそんなの間違っています。でも、それが日本の法律なのです。
護身に理想的な構えの条件
暴漢に襲われそうになったら、やはり身を守る構えは必要です。
そこで、構えについて条件を考えてみましょう。
- 相手に戦う意志がないように見せる必要がある
- 不意に相手が攻撃してきても弱い部分(急所)に攻撃を受けないようにする
- 万が一の場合、攻撃に移れる
以上の条件が護身には最低限必要ではないでしょうか。
構え方としては
【相手との距離】
相手との距離は最低2メートル以上を保ちます。相手はあなたをすぐに捕らえられず、相手の動向を探れる距離です。
【足】
足のの開き具合は肩幅程度で、利き腕側の足が前で、図のように一直線上にレの字形に立ちます。
【手】
暴漢に対しては、掌を向けます。これで「やめてください」と言っても不自然ではありません。
このとき指先から出た気が相手の目を突いているイメージが大切です。これで相手の無意識に圧がかかります。
なお、相手が刃物を持っている場合は、手首には動脈があるので切られないよう垂直にならないようにします。
【目】
目はできる限り動かなくし、相手の後方に視線をやり、相手全体を見るようにします。
それができない場合、相手の肩耳か、顎下を中心に相手全体が目に入るようにします。
目は決して暴漢の目を見ないでください。アイコンタクトを取ることで、あなたの考えが相手にすぐに分かるようになります。
また相手の手や武器は直接見てはいけません。
☆ ☆ ☆
次回は、この構えが何故有効なのか説明します。
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