皆さん、お元気ですが? 僕はメチャ元気です!
今日は、ティシュペーパー一枚ですら、護身に使えるという話しをしたいと思います。
僕に、どんな護身術を教えているのかと聞く人があるとよく「相手がナイフで襲って来ても、ティシュペーパー一枚あれば対処できます」といいます。
そう言うと、人によりますが、「嘘でしょ!」と言って笑う人がいます。でも、大概の人の反応は、口にうすら笑いを浮かべます。
早い話が、かなり疑っているという顔をするわけです。
そこで、「証拠見せましょうか?」といって、相手に模擬ナイフ(ゴムでできた練習用のナイフ)を使って実演して、実際できることを示します。
ティシュペーパー護身術
本ブログの定期的な読者の方ならもうすでに、何をするかお分かりと思います。
そうです。犯罪者の目に向かって、丸めたティッシュペーパーを投げるだけです。
では、実際にデモンストレーションをする場合で説明していきましょう。
先ず模擬ナイフを手に持ってもらって、「犯罪者になったつもりで、好きなように殺しに来てください」と相手にいいます。
そういうと、相手はにナイフで切りつけに来るので、その瞬間に相手の目に当たるようにティッシュペーパーを丸めてぶつけるのです。
そして、僕の場合は、瞬間に相手に近づいて関節をとってナイフを奪います。
案外1秒は長い
目に突然ティッシュペーパーが飛んで来ると一瞬視界が奪われます。通常人は何か目に飛び込んでくると、復帰するのに1秒から1.5秒はかかるものです。
ですから、ティッシュペーパーの例にもれず、やはり体勢をもどすには1~1.5秒かかります。
この1秒から1.5秒というのは護身では非常に大きな時間です。何故なら、一般的に人は1秒で4mは移動できると言われているからです。
護身の際、相手との距離で危険なのが2m未満といわれていますから、4m以上も相手と距離を取れるとなると、かなり安全圏に身を置くことができるということになります。
また、護身では、相手との距離が6m空くと走って逃げても相手は追いかけることができない距離といわれていますから、一気に6m離れることで、無差別殺人を目的とする通り魔のタ-ゲットで無くなってしまいますから、別の相手に向かうこととなります。
問題点
ここまでお読みいただいた方は、「そうか! 犯罪者に出くわしたら、目に向けてものを投げればいいのか! それはティッシュペーパー一枚でも有効なのか!」と思われたでしょう。
でも、ここに一つ大きな問題点があります。ティッシュペーパーの実験を実際にやってみればわかります。
相手に模擬ナイフを持ってもらって、刺しに来てもらってください。すると、十中八九は失敗するでしょう。
でも、僕がやると、痛くないティッシュペーパだと知っていても何度でも上手くいきます。
僕がやると再現性があるわけですが、素人の人がやると最初から失敗します。
その違いは何かというと、相手にティシュをいつ投げるかと予想されているからです。
ですから、武器にならないようなものを武器にするのは、意外性が必要で、相手に動作を悟られたら効かないということです。
ですから、素人の方なら、コインとかなるべく、相手が痛い思いをするものをぶつける必要があります。
* * *
次回は、投げる時期を予想されないティッシュペーパーの投げ方を少し詳しく書いてみたいと思います。お楽しみに!
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