【ペーシング】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今日はNLPのペーシングについて書いていきたいと思います。


ペーシング

前々回のミラーリングは視覚や聴覚や体感覚などを駆使して、相手のまねをすることで、相手に合わせて自分がついていくようにしました。

一方、ペーシングというのは、相手の動き、声、言葉、ステート
それに自分が合せながら、自分が徐々に相手と同じようにしていくことを言います。

例えるなら、音楽のリズムに合わせて、踊るような感じで、相手に合わせていくのがペーシングです。

そうすると、同志というような雰囲気を作り出すことができ、一種の共有空間を相手と持つことでができます。

共有空間を持つと、相手はコチラの意識に同調し、ラポール(信頼関係)を築いたり、相手への影響力を持つことができます。


ペーシングと合気道の合わせ

例えば、相手が手首を取りにこようとする動きに合わせて、あと2,3センチという状態のまま距離をキープするように動くと、相手は無意識にそのまま動こうとします。

ついには相手はバランスを失って、こちらの制御下に入ります。

相手が打撃してきたときも同様です。相手の動きに合わせて、こちらが回り込むと、相手と自分の空間自体が動いているように感じ、相手は攻撃が当たるまで、同じ動作を続けようとしてしまいます。

このように相手のペースに合わすことで合気道では相手をコントロールします。

ただし、間違ってはいけないのは、相手の手の速さに囚われることです。大切なのは、相手との距離感、相手の体の動く速さにペースを合わすことです。


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